体育・スポーツ2.0 研究で体育・スポーツ界の「常識」をアップデートする!

本ブログの目的は,体育・スポーツ界の「常識」をアップデートすることである.方法は,研究を用いる.結果は,まだ明らかではないが,今後明らかになると考察される.

研究は万能なのか?/知ってほしい

研究は万能なのか?

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このごろ「科学的なメソッドで〇〇」のような,謳い文句をみかけることがよくあります.

 

ただ,そのような商品やサービスをみていると,「これって本当に大丈夫なのか?」と思うことがたびたびあります.

 

そのような,謳い文句で売り出されているものにはだいたい,論文が引用されており,その論文を根拠としていることがほとんどです.

 

特に研究をしたことがない人は,論文に「グラフ」「数式」「長い文章」が掲載されているのをみると「科学的に証明されているんだ!」と思う(思い込む)人が多いように思います(自分で論文を検索して,確認している人がどれぐらいいるのかは疑問ですが...笑)

 

ただ...

研究ってそんなに万能ではありません!

研究をしている私が言うのもおかしいですが.笑

正確にいえば,

「その論文でその主張は言い過ぎではないか?」

ということです.

 

条件を確認しましょう!

「科学的に〇〇」のような謳い文句があったら,

できれば論文を検索して読んでみましょう.

そして,まずどのような被験者を対象にその実験をやっているのか確認してみましょう.

 

それが,

「男性」なのか「女性」なのか

「子ども」なのか「大学生」なのか「高齢者」なのか 

「野球選手」なのか「サッカー選手」なのか「スポーツ経験がない」のか

「野球選手」であっても,「プロ野球選手」なのか「高校球児」なのか

「プロ野球選手」であっても,「ピッチャー」なのか「内野手」なのか

 

被験者がどのような特性をもっているかで,結果の解釈は大きく変わってきます!

例えば,高齢者に対して〇〇トレーニングが効果がある!という謳い文句でも,引用している論文がアスリートを被験者とした論文であったら,その効果は異なる可能性が高いです.あくまでも,アスリートが被験者の論文であれば,その論文はアスリートにしか適応できません.もし同じ主張を高齢者でしたい場合には,高齢者を被験者として同じ実験をして,検証する必要があります.

 

極めつけは,

よく読んでみると,対象が人間ではなくマウスの実験だったなんてことも頻繁にあります.

 

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マウスでの効果が,人間で同じようにあるのかは,人間を対象に同様の実験を行わないとわかりません.

医学の研究では,マウスでの結果を人間に検証する「臨床研究」が行われます.

 

このように,どのような対象で検証しているかを見極めないと,効果があると思っていたら効果がなかったなってことが起こりかねません.

 

限られた条件の中で当てはまる

ここまで書いてきたように,研究というのは限られた条件にのみ当てはまるものです.

被験者という条件について,前述しましたが,実験の内容も設定も回数もすべてが条件です.

1つ条件が異なれば,結果は全く異なることもあります.

 

そして,無数の条件が組み合わさっているため,究極的に言えば,全く同じ人間がいないこの世界では,同じ結果になる人はいないということになります.

 

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研究を100%鵜呑みにするのではなく,自分に当てはめたときにどこが当てはまり,どこは当てはまらないかを判断することが非常に重要なのではないかと思います.

 

 

最後まで拙い文章を読んでいただき,ありがとうございました.

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