体育・スポーツ2.0 研究で体育・スポーツ界の「常識」をアップデートする!

本ブログの目的は,体育・スポーツ界の「常識」をアップデートすることである.方法は,研究を用いる.結果は,まだ明らかではないが,今後明らかになると考察される.

「成功体験」が失敗を招く!?/知ってほしい

「成功体験」に縛られていませんか?

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2018年はスポーツ界の不祥事が世間を賑わせました.

特に,前時代的な指導・コーチングによるパワーハラスメント(パワハラ)が非常に目立ちました.

 

なぜ,このような指導・コーチングが今も続いているのでしょうか?

 

それは指導者・コーチが「成功体験」に縛られているからだと私は考えています.

 

一度でもそのやり方で成功を経験していると,指導者・コーチはなかなか新たな方法を試そうとは思わないのではないでしょうか?

 

成功したときとは,時代指導している選手対戦する相手も変わっているのに,成功したときの指導法に固執してしまうのです.

 

以前,読んだ為末 大さんの著書

限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

にも似たようなことが書いてありました.

限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法

 

 

人は成功すると、「このやり方が正しい 」と思いがちです。でも、状況が変われば、過去に成功したやり方では通じなくなることはいくらでもあります。人は成功の要因を、自分が意識的にやったことに還元して理解します。そして、意識的にやったことの中から成功の法則を導き出して、「これを、このようにやれば、うまくいく」と信じて、次の成功に向かいます。

ある研究者が以前、「人間の脳は、パターンを生み出すのがうまい。そして、そのパターンにとらわれる」と話していました。本来、成功した理由は複雑すぎてわからないはずなのに、僕たちはその中から、根拠のあるハウツーを導き出してしまう傾向があります

けれど、ハウツーは、必ずしも普遍的ではありません。

なぜならば、昨日の成功は、昨日の自分と、昨日の環境によってのみ成り立つからです

今日になれば、環境も、自分の身体も変わります。昨日の成功法則が通用するとはかぎらない。昨日と同じ条件が整わなければ通用しないとしたら、それはたまたまうまくいっただけであり、本質的とはいえません。環境や条件は刻々と変化しているのですから、いつまでも過去のやり方に固執していると、逆に変化に取り残されてしまうでしょう。

限界の正体 自分の見えない檻から抜け出す法より抜粋

 

成功体験にばかり固執していると,成功体験が失敗を招く可能性があります.

時代は,日々刻々と進んでいます.

昔は許されていたこと(黙認されていただけかもしれませんが...)でも,今許されないことはたくさんあります.

 

指導者のアップデート

では,どうすればいいのか?

 

元フランス代表監督のロジェ・ルメール氏はこんな言葉を残しています.

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「学ぶことをやめたら,教えることをやめなければならない」

 

シンプルな言葉ですが,この言葉に尽きると思います.

選手が自分をアップデートさせようと努力するのならば,指導者自身も自分の考え方や指導法を日々アップデートさせる努力をする必要があります.

 

成功体験にとらわれずに,新たな挑戦をしてより高みを目指す姿勢が重要なのではないでしょうか?

 

最後まで拙い文章を読んでいただき,ありがとうございました.

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